※ 2022年5月22日時点でNetflixでの配信のみです。
ジャンル
純愛コメディ おバカでぶっとんだ大爆笑コメディタイプではないけど!
あらすじ
通販番組のスタジオ観客(サクラ)通称クラッパーを仕事とするエディは、ある日、深夜のTV番組の企画の餌食となってしまう。
その企画とは、”数々の通販番組に登場して、拍手して笑っているこの男(クラッパー)は誰なんだ!?みんなでこいつの正体を暴こう!”というプライバシーもクソもないものであった。
エディは、そのTV番組のせいで、街を歩けば「お前、クラッパーじゃね?拍手して、笑えよ!」とからかわれたり、街中にでかでかと”WHO IS THE CLAPPER?”(この拍手男は誰だ?)という看板を建てられたりと、さすがにかわいそうすぎる状況に。
そして、その影響は彼がひそかに想いを寄せているジュディにまで及んでしまう。
ジュディに迷惑をかけ、彼女の行方もわからなくなったこともあって、途方に暮れていたエディは、ここである決断をする。
その決断とは、自分をいじり倒した憎きTV番組に出演することであり、エディはTVの力を利用して、なんとか彼女を見つけ出し、自分の想いをジュディに伝えようとするのだが、、、
笑いあり、まるでジブリのようなピュアな恋ありの純愛コメディ映画!
おすすめ所
アマンダ・サイフリッド×エド・ヘルムズのコメディ映画はそりゃ見るだろ
ted2にも出演し、身体がまるでアルプスの天然水で出来ているであろう透明感のあるアマンダ・サイフリッドと、ハングオーバーで大活躍した、エド・ヘルムズのコンビは激アツ。
エド・ヘルムズの表情や演技はコメディ役者のなかで、頭ひとつ抜けてるボイ!
それでも、こぼれでるエド・ヘルムズのコメディ力
この映画でも、エド・ヘルムズはすさまじい表情や演技を見せつける。
この映画の雰囲気は、全体的にそこまで明るくないため(それこそtedやハングオーバーと違って)、エド・ヘルムズを初見の方は特に、この映画のエド・ヘルムズ演じるエディが、あまりにかわいそうに映ってしまい「これホンマに笑ってええの!?」と感じてしまう方もいるのではないのかな?とも思った。
だが、エド・ヘルムズの最大の持ち味は、”まともでまじめな人間が振り回されているときの演技力や表情力”であるから、しょうがないのである。
今作もエド・ヘルムズは、この映画にあった最適な温度での笑いを、しっかり生んでくれていると思う。
あの演技の上手さは、コメディ役者の域を超越してるボイ!
ジブリ映画のような、ピュアでほほえましいやりとり
この映画ではずせないのが、ジュディとエディのやりとり。
ジュディとエディは、なにげない日々の会話や一緒に食事をしたりする時間など、2人の日々のささやかな幸せの時間をしっかりとかみしめている。
その2人の姿はとても素敵である。
だからこそ、2人が知らず知らずのうちに、お互いの心の支えになっていく。
その姿は見ていてとても心があったかくなるボイ!
結局、かわいさがすべてをもっていく
ジュディとエディがはじめて一緒に食事するシーンで、エディはテンション上がりすぎてポテトを大山盛り注文してしまう。
そいで、それを見たアマンダ・サイフリッド演じるジュディのリアクションが、かわいすぎるで、おい!
いままで、うんたらかんたら語らせていただいたが、結局そこがこの映画で一番印象的なのだ。
あのリアクションでジュディが、いかに性格の良い女の子だということが、いっきにわかるボイ!
男性諸君は気になる女の子と一緒にいるときに、大山盛りポテトを注文してみるといい。
そしたら、その女の子の本当の性格がわかるから、ぜひ試してみてくれボイ!
まとめ
「ジュデを探して」は、そこぬけに明るく笑うタイプのコメディ映画ではないが、笑いどころもしっかりあって心がほっこり、あたかかくなる映画である。
そして、この映画自体の純愛ドラマとコメディのバランスも、どっちかに重心が偏ってるわけでなく、とてもいいバランスになっている。
主演のエド・ヘルムズはやっぱり鬼おもしれぇ!この映画で見せているコメディ役者の域を超越している演技力もすさまじい!
アマンダ・サイフリッドの透明感はすさまじすぎて、途中ちょっと透けてた気がする。
ふるえる夜には「ジュデを探して」をぜひ!
主演キャスト
エディ:エド・ヘルムズ、ジュディ:アマンダ・サイフリッド