出典 映画.com https://eiga.com/
ジャンル
社会派大怪獣ドラマ
あらすじ
舞台は戦後間もない日本。大怪獣ゴジラをとおして、人間の「生きて、抗う」美しい姿が圧倒的に描かれる。
おすすめ所
映像、音ともに圧倒的大迫力
まず、ゴジラ ー1.0は映画館で絶対見るべきである。ゴジラの迫力がこれでもかと言わんばかりにスクリーンから伝わってくるからだ。
VFXという技法を使って、臨場感たっぷりゴジラが、ものすごくリアルかつ大迫力に映しだされるのである。
また、ゴジラの足音、泣き声、あなたもきっと聞いたことのあるゴジラBGMの超重低音の迫力が、おのれの身体を揺らすかのようにバッキバキに伝わってくる。
これは、絶対映画館でしか味わえないであろう。
なので、映画館でぜひあなたにも味わってほしい!
あたいは今作で、ゴジラの顔をまじまじと見まくったでごりす!
圧倒的な「生きて、抗う」姿
この映画のキャッチコピーである「生きて、抗え。」
この映画の最大の魅力はそこにあると思う。
戦争で心に傷を負い、毎晩悪夢にうなされ、やっと見えかけた光が奪われても、、神木隆之介演じる主人公の生きて抗う姿には、こころが動かされる。
特に終盤は本当に震える。
映画中盤で神木演じる主人公が、ゴジラに対して初めて、怒りや憎しみを露わにするシーン
あのシーンは一番印象に残らざるを得ない。
凄まじすぎたボイ
こんな世だからこそ、、
今回のゴジラ ー1.0は、戦後間もない時代が舞台ということもあり、戦争がいかに命を粗末にする愚かな行いであったかということが、各登場人物のさりげない発言などから読み取れるシーンがけっこうあったと個人的に感じている。
この映画では、米軍も、日本政府もあてにできない状況で、民間人が日本という国を守るために立ち上がっていくシーンがある。
昨今の、もはや戦争が他人事でなくなっていて、情報は閉ざされ嘘にまみれ、何を信じていけばいいかすらあやふやな時代に、我々にものすごく投げかけられているような気がしてならなかった。
すごく考えさせられるシーン。
一人ひとりがしっかりと考えて、「生きて、抗え」と。
まとめ
ものすごい映画であることは間違いないと思う。
それは、役者の演技も素晴らしいし、映像、音響も、ものすごく素晴らしいからでもあるが、大怪獣映画であるものの、ものすごくいろいろ考えさせられる作品となってるからである。
とにかくおもしろいので映画館でぜひ!
主要キャスト
敷島浩一:神木隆之介 大石典子:浜辺美波